木造住宅は地震に弱いという話をよく聞きます。木造住宅は本当に地震に弱いのでしょうか?

答えはNOです。

軽くて強い木でできた家は、最近の建築基準に基づいて建てられていれば地震に弱いということはありません。

地震に強い木造住宅にするためのポイント

基礎と土台

一体の鉄筋コンクリートの布基礎に土台をアンカーボルトでしっかりと固定します。また、土台にはヒノキやヒバ、防腐処理材などを用います。条件によっては防蟻剤の使用ものぞましいでしょう。

床・屋根

床面や屋根の四隅にささえ(火打材)を入れて建物全体のゆがみを防ぎます。

耐力壁

筋かいを入れたり、合板を張った壁を、十分な量、片寄らないようバランスよく配置します。

柱の太さ

十分な太さのものを使います。2階の柱や壁は、なるべく1階の柱や壁の上に配置します。

建物の形・重さ

建物の形は、なるべく単純でまとまりの良いものとし、建物の重量が重い場合は、耐力壁の量や柱の太さを増す必要があります。

パンフレット「くらしに役立つ木のはなし」より転載。編集協力/林野庁 発行/(財)日本木材総合情報センター 編集/(社)全国林業改良普及協会


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